Vol.28, No.3, Jun. 2001  ヘルシンキ宣言2000年改訂とグローバリゼーション時代の倫理
   
目 次
 
巻頭言光石忠敬379-80
 
●特集  ヘルシンキ宣言2000年改訂とグローバリゼーション時代の倫理  
 1,ヘルシンキ宣言2000年エディンバラ改訂  
    ヘルシンキ宣言エディンバラ改訂について考える光石忠敬381-95
    ICH-E10ガイドラインにおける倫理とヘルシンキ宣言について小野俊介397-407
    ヘルシンキ宣言改訂をめぐる議論
     −Levine, Lurie, Lagakosによるコメントとその背景−
Levine RJ,Lurie P,Lagakos SW409-22
    国際的な研究の倫理的問題
     −途上国におけるHIV/AIDSの臨床試験を例に−
佐藤恵子423-8
 
  2,患者のリクルートと被験者の保護  
    先端技術の人対象試験における課題
     −米国の遺伝子治療治験での死亡事故から学ぶ被験者保護の
     問題点−
吉川澄美429-35
    日本における患者リクルートの倫理的問題点
     −米国の状況も踏まえて−
真野俊樹437-40
    「臨床試験」とわたしの病い−模擬患者の視点−佐伯晴子441-5
    被験者の権利保護に関する基本原則(私案)横田嘉彦447-56
 
  3,グローバリゼーション時代の医薬品問題
    南北問題の中での医薬品の多国籍開発と合理的使用をめぐる議論 457-95
     Part 1:多国籍試験における民族差−南アフリカ,韓国,日本 Barnes K,Shin S,
内田英二,津谷喜一郎
459-70
     Part 2:INRUDの活動と東アジアの医薬品問題Bimo,Ratanawijitrasin S,
Pick WM,Yang B・他
471-8
     Part 3:途上国における医薬品へのアクセス
          −南アフリカ薬事法をめぐる裁判
木戸 脩,平林史子,三砂ちづる・他479-95
 
  4,4つのレベルの薬籠  
    4つのレベルの薬籠−世界,国,病院,処方医−津谷喜一郎497-8
    WHO必須医薬品モデリストの選定
     −専門家委員会のセクレタリアートとして−
福井次矢499-504
    日本で使われる薬の数と承認の考え方−新薬承認と保険適用−久保田晴久505-11
    病院医薬品集作成と医薬品採用の現状
     −日本薬剤疫学会員の所属する112施設の調査−
清水秀行,津谷喜一郎,吉田秀夫・他513-20
    P-drug−処方するものにとっての薬の選択と患者の治療内田英二521-5
 
●資 料  
    ヘルシンキ宣言世界医師会527-30
    臨床試験における対照群の選択とそれに関連する諸問題厚生労働省医薬局審査管理課長通知531-57
    ベルモント・レポート生物医学・行動研究における
被験者保護のための国家委員会
(訳:津谷喜一郎, 光石忠敬, 栗原千絵子)
559-68
 
●原 著  
   Y-23684の神経症に対する後期第U相試験
     −Placeboを対照とした二重盲検ランダム化比較試験−
三浦貞則,村崎光邦,工藤義雄・他569-93
 
投稿規定(和文・英文) 595-600
 
編集後記大森義仁601


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