Vol.44, No.2, Jun. 2016
第14回 瀬戸内国際臨床試験カンファレンス/生命倫理と研究倫理の過去・現在・未来(第1回)

The 14th Setouchi International Conference on Clinical Trials / The past, present and future of bioethics and research ethics (Part I)
 
目   次
 
巻頭言野元 正弘184-5Full text
 
第14回 瀬戸内国際臨床試験カンファレンス 187-248Abstract
            世話人:野元正弘,景山 茂,荒木博陽,森豊隆志,楊河宏章
            監  事:大橋京一,中村哲也
            主  催:愛媛大学医学部附属病院臨床研究支援センター
 
 開会の挨拶野元 正弘189
 
・第1部 臨床試験の方法,トランスレーショナルリサーチ  
 セロトニントランスポーターを用いた膜輸送活性化薬の検索酒井 規雄190-5
 骨盤内血流と過活動膀胱齊藤 源顕196-201
 特定臨床研究,治験における血液検査の基準値について野元 正弘202-6
 臨床薬理からの臨床研究 バイオマーカーとアウトカムの狭間で植田真一郎207-12
 
・第2部 臨床研究支援  
 山口大学病院における臨床研究支援体制梅本 誠治213-8
 徳島大学病院における臨床研究支援の試み楊河 宏章219-24
 高知大学における臨床研究支援体制飯山 達雄,浅野 健人225-31
 
・第3部 地域と臨床研究  
 臨床研究の推進と臨床薬理学の役割渡邉 裕司232-7
 日常診療における臨床薬理学の貢献原田 和博238-42
 地域医療におけるポリファーマシーの課題川本 龍一243-7
 
 閉会の挨拶野元 正弘248
 
生命倫理と研究倫理の過去・現在・未来(第1回)
・バイオエシックスの源流と研究倫理の新たな潮流  
 バイオエシックスといのちの思想-「人間の尊厳」確立に向けた市民活動
  -木村利人教授インタビュー-
木村 利人
 (インタビュー 栗原千絵子)
249-63Full text
 明治大学ELMの存在意義-患者のアドボカシー機関としての役割-小西 知世265-71Abstract
 臨床研究と倫理審査を理解するために吉田 雅幸273-5Abstract
 緊急事態時の研究倫理:倫理審査と研究のモニタリング飯島 祥彦277-82Abstract
 
・先端的医療技術と倫理・社会的課題  
 子宮移植の現状,課題,展望木須 伊織283-90Abstract
 精神疾患に対する脳神経外科的治療-日本での臨床試験実施が直面する課題-橳島 次郎291-7Abstract
 
・諸外国の動向:過去・現在・未来  
 東独臨床試験問題:冷戦下に起きたこと齊尾 武郎,栗原千絵子299-306Abstract
 
・利益相反と産学連携の現状  
 メディカルアドバイザリーボードミーティングの実施に関する提言井上陽一,三原華子,友平裕三,他307-16Abstract
 
・被験者健康被害補償体制の新たな動向  
 日本における治験補償ガイドラインの改定-改定の経緯と最近の質問に対する見解-鍋岡勇造,澤田 聡,齊藤禎尚,他317-28Abstract
 医療機関における被験者健康被害補償のあり方に関する研究
  -実施医療機関における補償体制の整備に関する検討-
笠井宏委,栗原千絵子,
鈴木千惠子,他
329-68Abstract
 研究対象者の権利と補償の正義:倫理学的考察栗原 渚,栗原千絵子369-80Abstract
 
論説  
 認められぬ病と現代医療の社会的課題:心身二元論を超えて齊尾 武郎381-6Full text
 
投稿規定(和文・英文)  387-95 Full text
 
編集後記栗原 雅直397Full text


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