Vol.29, No.1, Nov. 2001  医薬品安全対策の現状と展望
Drug safety-current status and future perspectives
   
目 次
 
巻頭言藤田利治 4-6
 
●特集 医薬品安全対策の現状と展望
 
  1,市販前の安全性
    市販前の安全性について−非臨床試験のデータをどう生かすか−藤森観之助 7-22
    臨床試験における安全性について内山明好 23-32
 
  2,市販後の安全性
    1)行政の動き
     日本のPMS−市販直後調査を中心に土井 脩 33-41
     医薬品の安全対策−その現在と将来黒川達夫 43-54
     医薬品安全対策の現状−米国のPMSとその動向臼杵浩志 55-63
     ヨ−ロッパ連合の医薬品安全性対策の動向鈴木伸二 65-70
 
    2)副作用報告システムの現状
     自発報告システムの現状
     −日本の医薬品・医療用具等安全性情報報告制度−
倉持憲路 71-4
     米国のメド・ウォッチ(MedWatch)の概要山田明甫 75-7
     ヨ−ロッパ連合の副作用報告システムの現状鈴木伸二 79-84
     WHO国際医薬品モニタリング制度とその課題田宮憲一,Ralph Edwards 85-90
 
    3)企業・関連団体の取組み
     市販後の安全性−国内系企業の取組み−廣川和憲 91-9
     市販後の安全性−外資系企業の取組み−渡邉素子 101-5
     市販後の安全性−日本RAD-AR協議会の試み−志賀信之 107-14
 
    4)研究者の取組み
     インデペンデントな医薬品情報誌TIPの歩みとその意義別府宏圀 115-20
     「医薬ビジランスセンター」NPOJIPの活動と市民監視機構の役割浜 六郎 121-6
     英国と日本のPEMについて久保田 潔,佐藤嗣道 127-32
     薬剤疫学の任務とその目指すもの貞池哲志,前田直子,多田春江,
浜田知久馬,福島雅典
133-45
     日本薬剤師会における安全性への取組み−DEMを中心として−漆畑 稔,河野 行満 147-52
 
  3,薬物動態試験と薬物相互作用
    医薬品の薬物動態試験および薬物相互作用の検討方法についての
    厚生労働省通知の解説
大野泰雄 153-65
 
●総 説
    内分泌臨床薬理学−民族的要因の分析を含めて−清水直容 167-84
    Evidence-based medicineの現代科学論的考察斉尾武郎,栗原千絵子 185-201
 
●資 料
    臨床研究の出資・依頼者であること,研究論文の著者であること,
    そして説明責任について
Frank Davidoff, et al.
(訳 栗原千絵子,光石忠敬)
203-9
 
投稿規定(和文・英文)  211-6
 
編集後記清水直容 217


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