Vol.32, No.2・3, Sep. 2005 医薬品のリスクマネジメント:プロダクトと開発プロジェクト
Risk management of pharmaceuticals ―product management and project management―
   
目 次
 
●巻頭言
  リスクのプロフェッショナルへの期待
椿 広計 342-4
 
●医薬品のリスクマネジメント:プロダクトと開発プロジェクト    
  座談会:医薬品とその開発をめぐる様々なリスク 平山佳伸,熊川寿郎,飯塚悦功,他 345-74
  京都大学薬剤疫学開講5周年シンポジウム―薬剤疫学のめざすもの―
    主催:京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻薬剤疫学分野
監修:福島雅典 375-442
   開会にあたって レギュラトリーサイエンス―薬剤疫学の課題と実践 福島雅典 (377-83)
   結びにかえて 京都大学薬剤疫学,残された課題 福島雅典 (439-42)
  医薬品リスクマネジメントをめぐるICH,FDA,CIOMSの動向 栗原千絵子,清水直容 443-56
  ファーマコゲノミクスと診断方法の開発
    −FDA同時開発ガイダンスの意味するもの−
深萱恵一,栗原千絵子,米本昌平 457-66
  EUヒト組織指令と人体の品質管理−「生命倫理監査」の提言− 米本昌平,深萱恵一,栗原千絵子 467-72
  優先医薬品は実現するか?:批判的試論 斉尾武郎 473-82
  Best Evidence Pharmacy Education (BEPE)
    −EBMから薬学教育改革への提案−
斉尾武郎,平田智子,松本佳代子,他 483-90
  補完代謝医療における市場の混乱と利益相反 津嘉山 洋,山下 仁 491-503
 
●トピックス
  医師主導治験・研究者主導臨床評価を支えるもの 荒川義弘 505-12
 
●資料    
  トランスレーショナル・リサーチからクリティカル・パス・リサーチへ 村山敏典 513-5
  革新・停滞 新しい医療製品へのクリティカル・パスにおける課題と好機 アメリカ合衆国 厚生省(DHHS),
連邦食品医薬品局(FDA)
(訳 西川昭子,麻原麻衣子,村山敏典,福島雅典)
517-41
  FDA 「ファーマコゲノミクスデータの提出に関する企業向け方針」に
    ついて 関連資料翻訳集
(翻訳監修 東 純一.
翻訳提供 クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパンKK)
543-618
  医薬品の臨床試験におけるファーマコゲノミクスの利用指針の作成に
    係る行政機関への情報の提供等について
厚生労働省 619-22
  ヒト組織および細胞の提供,採取,検査,加工,維持,保存および分配
    のための品質および安全性の基準を設けることについての2004年
     3月31日欧州議会および欧州連合理事会指令2004/23/EC
(訳 米本昌平) 623-32
  ネグレクテッド・ディジーズに対する新たな治療薬
      −パイプラインから患者のもとへ−
Bernard Pecoul
(訳 平林史子)
633-8
  この臨床試験は完全に登録されているだろうか?:
    医学雑誌編集者国際委員会の声明
De Angelis C,Drazen JM,Frizelle FA,他
(訳 斉尾武郎,光石忠敬,福島雅典)
639-42
  医学雑誌は製薬企業のマーケティング部門の延長である Richard Smith
(訳 斉尾武郎,光石忠敬,福島雅典)
643-8
 
●Forum    
  大規模試験を考える 横田嘉彦 649-53
  初めに言葉ありき 横田嘉彦 653-4
  書評 : On the Take 中島 章 654-5
 
投稿規定(和文・英文)   657-62
 
編集後記 栗原雅直 663


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