平成12年4月に厚生科学研究:「新一般用医薬品の開発と評価に関する調査研究」(資料1)の報告書(以下,本研究報告書と略)が 提出されたのでこれを掲載するが,この調査研究の過程で参考にされた米国,欧州の関連ガイドライン,関連会議などの資料を一括 しておくことは今後この実施のための諸問題解決の際に利用価値の高いものと思われる.これら資料とともにその解説を含め調査研 究の際に提起された多くの点を個人の立場で整理し広く「セルフメデイケーション」を視野にいれた総説を掲載する.
この特集は同じ主題を取り上げた臨床評価Vol. 23, 1995 Supplement No.\「アメリカにおける医療用より一般用への転換医薬品の動向」 の続編であり今後の新一般用医薬品の開発と評価に参考となることを念じている.
2000年7月
清水直容